野地潤家先生 ご逝去

  去る5月15日、広島の地で、野地潤家先生がご逝去なさった。享年九十五歳であられた。心よりご冥福をお祈り申しあげる。 野地先生は、大村はま記念国語教育の会の顧問でいらしたが、本会の前身「大村はま国語教室の会」の時代から常にお力を賜ってきた大切な導き手であった。

 野地潤家先生を悼む 大村はま記念国語教育の会会長 湊 吉正

ほんとうに長い間、私たちをご指導くださいました野地潤家先生が逝去されました。深く哀悼の意を表します。野地先生は、昭和戦後期から平成の今日に至るまで、国語教育学の全分野にわたる構築と国語教育の実践道の開拓に献身され、同時に国語教育に志をもつ私たち後進を情愛の眼をもって導いてくださいました。大村はま国語教室につきましても、長く格別のご支援をたまわってきました。心から感謝申しあげます。野地潤家先生の御霊の安らかにいまさんことを。

埼玉で研究会  6月5日(日)浦和にて

今年も浦和で第十八回となる国語教育研究会が開かれる。本会共催の会である。研究主題は「豊かな言語生活を拓く国語教育の創造―主体的・共働的な課題追求活動としての単元学習の開発―。「豊かな言語生活」とは、「拓く」とは、「国語教育の創造」とは、と根源的なことを確かにしていきたい。

【日時】6月5日(日)9時20分~17時 受付開始9時

【会場】浦和コミュニティセンター 第15集会室
浦和駅北口 浦和パルコ9階

【プログラム】
実践研究発表・協議
・小学校「民話を読む」櫛引千恵(八潮・八條小)
・中学校「主体的な読み手を育てる学習指導の工夫―生活読みの理論を根底に―」廿楽裕貴(埼玉大学教育学部附属中)
「言葉に注目した「書くこと」の指導の工夫」松浦達也(上里・上里北中)
・高等学校「源氏物語を読む」浅見愛(県立浦和西高)
講演・青山由紀(筑波大学附属小)「学習者により添った課題とは」
証言・苅谷夏子(本会事務局長)中山厚子(本会常任理事)
「大村国語教室の『実の場』の実際 Ⅱ」
講演・桑原隆(日本国語教育学会理事長)
「大村はま『私たちの生まれた一年間』のビデオ視聴とコメント」(仮題)
講演・苅谷剛彦(オックスフォード大学教授)
「オックスフォードから考える『学ぶ』ということ」
展望・湊吉正(本会会長)

今後の実践研究のエネルギーとなることを.期待したい。ぜひご参加を。
お問い合わせ・申し込みは 中山厚子まで
jfmamj20-jasond11@jcom.zaq.ne.jp