関西大会 12月3日 開催まぢか

関西大会へのお誘い  本会理事 中西一彦

それは横浜から始まった。第十一回横浜大会で行われたシンポジウム「日刊紙発祥の地・横浜から、大村実践に学びつつ、多メディア時代における新聞活用・情報発信の意義と方法を考える」にシンポジストとして登壇されたのが、朝日新聞論説・編集委員の氏岡真弓さん。「『確かさ』をめぐって記者として考えること」という提言がなされた。この氏岡さんの提言に感銘と刺激を受けた一人の実践者がいる。今回の関西大会で中学校実践研究発表者の植田恭子先生である。それ以来、あたため続けていたのが、「わたしたちが創るこれからの教科書」という単元。タブレット端末一人一台環境のもとで三年間学んできた生徒が、これからの時代にどのような力が必要かと考え、自分たちで情報を収集し、教科書を編集する、という魅力的な取り組みである。

横浜大会のシンポジウムで基調報告をなさった橋本暢夫先生には、この関西大会において、「大村はま先生の『自己を育てる』教育の原点」というタイトルで研究発表をしていただく。多くの示唆を与えていただけることだろう。本会事務局長・苅谷夏子さんは「大村国語教室 生徒からの証言」と題した発表をする。

関西大会ではまた、他地域のみなさんにとっては未知の、関西における大村はま先生のお姿をお伝えしたいと考えている。大村はま先生と交流の深かったのが清原久元先生。このお二人に育てていただいた関西の先生たちが様々なエピソードを「平明」という言葉を核に語り合う。

師走ではあるが、ゆったりとした時間の流れの中で共に考え合うひとときとしたい。ぜひお誘いあわせの上、奮ってご参加いただきたい。

第13回 大村はま記念国語教育の会研究大会 ―関西大会―

研究主題 言葉を大事とする国語教室    ―いま改めて大村はま先生に学ぶ―

日時 平成28年12月3日( 土)10:00~17:00  9:30受付開始

会場 関西国際大学尼崎キャンパス  JR尼崎駅より歩5分

[午前の部]

開会行事・挨拶 湊吉正会長 安居總子理事長 高坂誠 関西国際大学副学長

研究発表 「大村はまのカリキュラムマネジメント力」         山口大学 坂東智子

実践研究発表 「インタビュー記事を書こう~今西祐行『ヒロシマのうた』の『語り』を読む~」

大阪市立磯路小学校 高井大輔 

「わたしたちが創るこれからの教科書」 大阪市立昭和中学校 植田恭子

研究協議 指導・浜本純逸 神戸大学名誉教授

[午後の部]

「第一回大村はま奨励賞」表彰式

研究発表 「大村国語教室 生徒からの証言」 本会事務局長 苅谷夏子  

研究発表  「大村はま先生の『自己を育てる』教育の原点」元鳴門教育大学 橋本暢夫

座談会「大村はま先生 関西での回想―清原久元先生と『平明』―」

元羽曳野市立小学校・高嶋幸治 大阪市立玉川小学校・高砂和滋 

 奈良学園小学校・竹野恵子  関西国際大学・中西一彦

展望 本会会長 湊吉正

閉会行事・挨拶 元大阪教育大学 中西一弘

 

閉会後、懇親会を予定しております。

資料代 3000円、学生1000円

お問い合わせ 関西国際大学教育学部教育福祉学科 中西一彦研究室まで

k-nakanishi@kuins.ac.jp FAX 06・6496・4165

または本会事務局まで hokokugo@gmail.com

申し込み締切 11月25日 当日参加受入有り。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中