大村はま記念国語教育の会

2021年度大村はま記念国語教育の会 研究大会

 最終案内

主催・大村はま記念国語教育の会   共催・日本国語教育学会
後援・大田区教育 委員会 ・横浜市教育委員会

大田区立石川台中学校は 、 不世出の国語教師 大村はまの最後の現場で した 。 大村 国語 単元学習はここでその完成形に至りました 。 コロナ禍の 困難 を乗り越え、この ゆかりの学校に集 って 、じかに 深く ことばを交わしたいと願っています。 大村実践に学び、子どものことばを育てる仕事を 、 前に向かって 一歩進め る 一日としたいものです。ぜひご参加ください。

【日時】 2021 年11月1 4 日   受付開始 11 時 40 分   閉会 17 時 10 分
【会場】 大田区立石川台中学校 〒 145 0061 東京都大田区石川町2-23-1
東京都心からはJR 山手線 ・ 五反田 駅 で 東急池上線 に乗り換え 。横浜、 羽田 方面からは蒲田駅で 池上線に乗り換え 。いずれも乗車約10分で石川台駅下車 徒歩5分。 裏面 地図参照)

【プログラム】

12:00  開会行事
12:10  大村はま奨励賞授与式
12:20   実践発表
阿部千咲(山形県酒田市立松原小学校 第 5 回大村はま奨励賞受賞研究)
「どの子も自分のことばで考え表現し、ことばの魅力に気づき、

           ことばを育んでいく単元学習を目指して」
大澤由紀(千葉県習志野市第五中学校)
「コロナ禍に想う 国語教育が育めるもの ―学び合う場、 伝統 の継承、言葉と思い―」
指導講評  甲斐雄一郎 (筑波大学)

13:35   体験報告と話し合い 『渦中』を歩く―言語生活の記録と未来―

   1,学校の奮闘、子どもの奮闘     酒井秀樹 (上田市立上田二中校長)
2,コロナ禍の教室の実践から    甲斐利恵子( 軽井沢 風越学園)
3,渦中の不動の核としての大村はま  橋本暢夫 (元鳴門教育大学)
4,コロナ禍から考える 大村実践「基礎づけ」の要請  村井万里子(鳴門教育大学)
5,記録すること、編集すること    苅谷夏子 (本会事務局長)
6,話し合い ―言語生活者として記録しつづけ編集を試みつづけて、未来へ

休憩

15:30  講演1  鳥飼玖美子氏 (立教大学名誉教授)
「ポスト・コロナ社会と言語教育―異文化コミュニケーションの視点から―」
16:25   講演2  桑原 隆氏 (筑波大学名誉教授)
「持続可能な開発目標(SDGs)」と国語教育―試作単元開発:南極探訪―
展望  湊 吉正 氏 (本会会長 筑波大学名誉教授) *書面配布の予定
17:10  閉会

参加は完全予約制  定員100名 先着順受付
例年研究大会当日に開催される全国理事会・総会 は、今年は行いません。

《会費・資料費》一般2000円   会員・学生1000円
《参加お申し込み・お問い合わせ》
新型コロナ感染対策の観点から完全な事前申し込み制とし、定員を100人とします。下記1,2のいずれかの方法であらかじめ参加申し込みをお願いします。
申し込み受付開始:10月10日   

申し込み締め切り:11月10日(定員に達した段階で受付終了)

申し込み方法
1,メールに次の5点を記載し、下記アドレスまでお申し込みください。
①お名前(ふりがな) ②ご住所 ③連絡用アドレス(または電話番号)
④所属  ⑤会員、一般、学生の別
hokokugo@gmail.com   件名は「石川台大会申し込み」

2,メールをご使用でない場合、上記5点①~⑤をご記入のうえハガキでお申し込みください。

宛先 〒275-0013  習志野市花咲1-20-23苅谷方 大村はま記念国語教育の会事務局

《新型コロナ感染症拡大防止のためのお願い》

 参加者は、当日事前に検温をしていただき、平熱(37度程度)を超えたり、体調に不安を覚えたりした場合は参加の取りやめをお願いします。また、会場では検温、マスクの着用、手指の消毒へのご協力をお願いします。会場は換気を行い、混雑を避ける会場設営をいたします。

 会場での飲食はできません。早めの昼食をお済ませの上、お集まりください。

 参加者はスリッパの持参をお願いします。

《大会中止の場合について》

  今後の社会状況によってはこの後、開催を中止・変更せざるを得ないことも考えられます。その場合には次のような方法でお知らせしますので、必ず事前にチェックをお願いします。

1,本会ホームページで中止・変更のお知らせをします。https://omurahama-kokugo.com

 2,参加申し込みの際にお使いになったメールアドレスに、中止・変更のご連絡をします。

 3,ホームページをご覧になれず、メールも使っていらっしゃらない方には、事務局から郵便または電話でお知らせします。申込時に必ず連絡先を明記してください。

会報特別版『渦中3』にぜひご寄稿を!

昨年の『渦中1』『渦中2』は時代を記録する優れた文集との評価を受けている。本年度内には、『渦中3』を制作・発行する。私たちはコロナ禍の渦中にあるのみならず、急激な変化の渦中にもある。「今」という時に、これから来る時代のために、本会のなし得る事業として丁寧に続けていきたい。ぜひ積極的にご寄稿を。原稿は随時受け付けている。

コロナ禍 2度目の夏から秋 

私たちはどのような日々を過ごし、何を見、何を考え、何をするか。書き記し続けていきたい

・子どもたちの今の暮らし・学び・気持ち   ・ことばの現状  ・コロナ禍二年目で見えたこと

・「今」から大村はまを捉え直す   ・コロナ禍とオリンピックと  ・五輪開催から学んだもの

・ポスト・コロナ社会へのことば  ・SNSの功罪(クレームとデマ)  ・先を読むということ

・言葉と科学、言葉とreality   ・ことばの“変異”について   ・広く世界を見る 

・社会の疲弊と子どもたち   ・格差の問題は顕在化しているのか?   ・ワクチンのこと

・オンライン授業の進化・成果と課題   ・タブレットを手にした教室は     ……など

・字数は2000字程度

実践報告など2000字では難しい場合は予めご相談ください。短歌、詩のような短い作品も歓迎します。

・締め切り 12月15日必着。

・投稿の方法は下記のいずれかで

★事務局アドレス(右記)へのメールに添付する。 hokokugo@gmail.com

*「件名」は「渦中3への寄稿」で。*一太郎は不可。ワードでお願いします。

★事務局へ郵送

275-0013 習志野市花咲1・20・23   大村はま記念国語教育の会事務局 宛

・投稿が多数の場合など、編集は編集委員に一任させていただきます  

【考えるヒント 56】

「悪い頭を補う良い方法を持とう」 (生徒の学習記録から)

『大村はま国語教室』第9巻より

 《考えるヒント》はどんどん更新されますが、古いものは「大村はまのことば」のページに加えられていきます。思考をぐらりと揺らすことばに出会っていただけますように。

大村はま記念国語教育の会は、2005年、大村はまの死去の後、その業績と思想に学び、検証し、実践に結びつけたいと念じた仲間が結成した研究団体です。初代会長は倉澤栄吉氏、現在の会長は湊吉正氏で、会員は全国各地に、およそ250人ほどいます。2013年には、イギリスにロンドン勉強会も発足しました。

教育の現場は社会の変化を受けて、実にさまざまな課題を抱えています。多くの教員が、仕事に忙殺されながら、それらの課題を前にして苦闘しているというのが現実です。大村はまという先達に注目して考えていくことによって、一つの「ぶれない軸」を見出すことができます。そういう軸を持って現実に向かっていくことで、子どもを育てる仕事を一歩一歩進めていきたいと考えています。

この会の主な事業は次の通りです。

・研究大会の開催
・会報「はまかぜ」(年3回)の発行
・各地の勉強会への助成、協力
・大村はま奨励賞の授与
・本ウェブサイトの運営
・その他

「ことばを育て人を育てた国語教師・大村はま」の実践に学ぼうという方を歓迎します。
年会費は4000円(入会金不要)で、入会資格は問いません。
入会のお問い合わせは下記事務局までどうぞ。

大村はま記念国語教育の会事務局  hokokugo@gmail.com

学びひたり
教えひたろう
優劣のかなたで。

出典:大村はまの遺作「優劣のかなたに」

知の達人としての大村はま先生

大村はま記念国語教育の会会長 湊 吉正

大村はま先生の歩まれた足跡、達せられた境地を表現する一例として「知の達人」という言葉が想起されます。大村はま先生は、生涯、生徒たち一人一人をすぐれた言語生活者に育て上げることを目指されながら「教えること」の経験を積み重ねられることを通して、「知の達人」に到達されました。  大村はま先生は、また一面から見れば「教育的英知の体現者」ともいうべき存在でありました。それだけに、大村はま先生から私たちが学び取るべきことは、私たち一人一人の学び取る姿勢に応じて、大海のように無限に広がっているように思われます。  大村はま記念国語教育の会の事業として、全国各地の研究会において、大村研究が進められております。それらが、ともに学び合う会として実り豊かな研究集会になりますように。皆様のご参加・ご入会を期待しております。

研修の場としての本会

本会理事長 安居 總子

今いちばん心配なことは、若い人たちが「大村はまを知らない」ということばに象徴される、教育の不毛ではないでしょうか。その心配は、教員の資質向上のための教員研修のあり方を模索するという形になって表れています。だからこそ、大村はま記念国語教育の会の研修のありようが、研修の一つの形として重要な意味を持つと考えられます。「研修に参加してよかった」「なにか心の中にずっしりと重たいものが残った」「これならモチベーションを持続できそう」といった声の上がる触れあい、語り合い、学びあいの「場」としてこの会があること、そしてありつづけること。本会の意味はそこにあると自負しております。

本会は一般財団法人日本児童教育振興財団から助成を受けて運営されています